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メソポタミア

世界の創世神話(3) 「言葉」だけで世界は生まれるのか ― 聖書『創世記』と、エヌマ・エリシュをめぐる比較論争

"ティアマト"と、"テホーム"前回、バビロニアの創造叙事詩『エヌマ・エリシュ』を最後まで追いかけた。神々の内輪もめの果てに、女神ティアマトの体が引き裂かれた。そこから天と地が生まれる、血なまぐさい「戦闘型」の創造神話だった。今回向かうのは、...
メソポタミア

世界の創世神話(2) なぜ世界の始まりは「神々の戦争」として語られたのか ― バビロニア『エヌマ・エリシュ』とマルドゥクの下剋上

今回も"巨人の体"は出てくる。でも、事情がまったく違う前回、インドのプルシャ、中国の盤古、そして北欧のユミルという、原初の巨大な存在の体から世界が作られる神話を追いかけた。今回向かうのはメソポタミア、バビロニアの都で語られた創造叙事詩『エヌ...
インド

世界の大洪水神話 番外編(1) マヌと魚 ― 手のひらの中から始まった人類

その魚は、人類滅亡を知っていたある朝、一人の男が川で手を洗っていた。ふと手のひらを見ると、そこに一匹の小さな魚がいた。魚はこう言った。「私を育ててくれ。そうすれば、あなたを助けよう」。男は戸惑いながらも、その言葉に従うことにする。この選択が...
インド

神話シリーズ・創世神話 第1回/全12回 世界の創世神話(1) なぜ人類は「巨人の身体」から世界を作った話を、示し合わせたように語るのか

大洪水の次は、世界の「始まり」を追いかけるこれまでこのブログでは、世界中の神話に驚くほど似た大洪水の記憶が残っている謎を、3回にわたって追いかけてきた。メソポタミア、旧約聖書、インド、中国、中南米、オセアニア——地理的に接点を持ちようがなか...
Game

雑誌にだけ載っていた「幻のステージ」——16年越しにロムから発掘された、二重構造の都市伝説(ゲームのバグ・都市伝説シリーズ 第3回)

雑誌にだけ載っていた「幻のステージ」——16年越しにロムから発掘された、二重構造の都市伝説1992年、ゲーム雑誌に載った"見たことのないステージ"1992年11月、セガの看板タイトル『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』が発売される。その発売前、...
Game

ゲームのバグ・都市伝説シリーズ 第2回平和主義者ガンジーが核を撃ちまくる——”バグ”のはずが、まさかの公式設定になった話

なぜかガンジーだけ核を撃ってくる というプレイヤーの共通体験歴史シミュレーションゲーム『シヴィライゼーション』シリーズをプレイしたことがある人なら、一度は経験したかもしれない不思議な現象がある。非暴力・不服従を掲げた実在の指導者、マハトマ・...
わらべ歌

童歌の謎(8・最終回) じゃんけん遊びに隠された、もう一つの物語

「せっせっせーの、よいよいよい」想像してほしい。二人一組で向かい合い、両手を合わせながら「せっせっせーの よいよいよい」    「おちゃらか おちゃらか おちゃらか ほい」リズムに合わせて掛け声をかけ、最後にじゃんけん。勝てば万歳、負ければ...
AI

不気味の谷(2) 人はなぜ、人形やAIを”愛せる”のか——そして谷の底で見つけたもう一つの正体

前回のおさらい:「中途半端な人間らしさ」は、なぜ怖いのか前回、私たちは「不気味の谷現象」——人間そっくりだが不完全な存在に、脳が強い嫌悪感を抱いてしまう仕組みを見てきた。病原体を避ける進化の名残、予測と現実のズレ、カテゴリ分類の混乱、「心が...
動物

犬と人間の絆(2) 一万四千年前の墓に、人とイヌが並んで眠っていた

土の中から現れた、もう一つの家族前回は、イヌがオオカミから分かれ、人懐っこい性質を獲得していった進化の過程を追った。だが、遺伝子の話だけでは実感が湧きにくいかもしれない。そこで今回は、実際に地中から発掘された、動かぬ証拠を見ていきたい。世界...
AI

不気味の谷(1) なぜ「人間そっくり」は、ここまで怖くなるのか

精巧なアンドロイドを見て、鳥肌が立った経験はないか大阪万博やニュース映像で、人間そっくりの顔をしたアンドロイドが受け答えする様子を見たことがある人は多いはずだ。あるいは、AIが生成した「実在しない人物」の写真や、亡くなった有名人をCGでよみ...
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